“その人らしさ”を引き出す クッポグラフィーの創造的なヘアメイクとは ヘアメイクアーティスト座談インタビュー

子どもからお年寄りまで、幅広い世代のありのままの美しさを写真に残してきたクッポグラフィー。その撮影現場に欠かせない存在が、ヘアメイクアーティストです。

お客さまと最初に顔を合わせてからお見送りまで。悲喜こもごもの時間を共有しながら、お客さま自身も気づいていないような魅力を引き出し、ヘアメイクで形作っていくお仕事。

今回は、クッポグラフィーで働く5人のヘアメイクアーティストにインタビューをして、“その人らしさ”を写真に残すために、どんなヘアメイクを施し、どのような思いで臨んでいるのかを伺いました。

ヘアメイクアーティスト紹介

小澤裕里(おざわ ゆり)

ヘアメイクマネジャー。美容室、アパレル勤務を経て、結婚式場でヘアメイクアーティストとして約16年勤務。結婚・出産を機にパートやフリーランスと働き方を模索する中、子育てをしながら経験を重ねられる職場環境に魅かれ、2023年クッポグラフィーへ入社。ヘアメイクアーティストの育成を進め、技術やクオリティの向上に力を入れる。

末廣桃華(すえひろ ももか)

駒沢公園スタジオ ヘアメイクアーティスト。結婚式場のヘアメイクアーティストとして勤務した後、希望していた撮影スタジオ(ブライダルの前撮り専門会社)に転職。2023年、経験の幅を広げたいと「家族写真」の撮影も行うクッポグラフィーへ入社。着付けや七五三のヘアセットなども習得し、スキルをさらに磨いている。

 

上原由加里(うえはら ゆかり)

沖縄スタジオ ヘアメイクアーティスト。結婚を機に沖縄へ移住。ウェディング専門の会社、美容室で勤務後、2人の子どもを育てながら、好きなヘアメイクの仕事にもう一度挑戦したいと2022年クッポグラフィーへ入社。

八木絵梨(やぎ えり)

福岡スタジオ ヘアメイクアーティスト。結婚式場のヘアメイクをフリーランスで行う中、2022年クッポグラフィー入社。現在はフリーの仕事と並行しながらクッポグラフィーで働く。美容師の両親がお客さまとの再会を喜ぶ姿を見て、自身もお客さまの人生に寄り添い続けたいと活動する。

 

星 恵(ほし めぐみ)

横浜港北スタジオ ヘアメイクアーティスト。デザイン事務所での勤務を経て、アパレル業界で経験を積む。2015年クッポグラフィー入社。ヘアメイクの勉強を一から行い、現在はヘアメイクの他、スタッフへの着付けの指導や、七五三の着物のプロデュースまで、仕事内容は多岐に渡る。

 

再会を重ねながら 人生に寄り添える仕事

ーー今回、駒沢公園、横浜港北、福岡、沖縄と全てのスタジオからヘアメイクアーティストの方々に集まっていただきましたが、早速お話が盛り上がっていますね。

星:はい、久しぶりの人もいるので。定期的なミーティングや他のスタジオにヘルプで行ったときに会う機会はありますが、今日の日をとても楽しみにしていました。

八木:普段は福岡にいてすぐに会える距離ではないので。みんなの普段の仕事の話を聞けるのもワクワクしますね。

ーー皆さん、ひと言にヘアメイクアーティストと言っても、経験も働き方も様々で。クッポグラフィーのヘアメイクの仕事の魅力はどんなところにありますか?

八木:やっぱり、一人のお客さまと節目節目に再会できることですね。私はそこに魅力を感じて、クッポグラフィーに入りたいと応募したんです。今までは、結婚式場でヘアメイクをする仕事が中心でしたが、新郎新婦さまと親しくなってもそれっきりでお会いできないことがほとんどで。また会いたいなと思っても会えないことにモヤモヤしていました。

ーーどうしても結婚式場のお仕事だと、もう一度会うことは少ないのかもしれないですね。

八木:そうなんです。私の両親は今も現役で美容師をしていますが、定期的に来てくださるお客さまとの再会を喜ぶ姿を見て育ったのもあって。こういう仕事っていいなと。私自身も美容室で働いた期間もありましたが、ヘアメイクの仕事がやっぱり好きなので、好きな仕事ができてお客さまと再会もできるクッポグラフィーを見つけてぜひ働きたいと思いました。

星:横浜港北スタジオは、お子さま連れのご家族が多いので、お子さまの節目節目で再会できて成長を見守ることができるのがとても嬉しくて。

末廣:横浜港北スタジオは、支度部屋が一つなので、貸切プライベート感覚で利用できるところもお客さまとの距離が縮まりそうですね。

星:そうなんです。特にヘアメイクアーティストは、最初の初めましてから、着替えやヘアメイク、そして撮影のアテンドとずっとお客さまの傍にいるので。すごく関係が密になります。

小澤:横浜港北スタジオは、リピーターのお客さまもすごく多いですよね。

星:お庭もあって温かい雰囲気のスタジオも居心地の良さに繋がっているのかも。特に子どもたちが、もう一度行きたいって言ってくれることが多くて。私はクッポグラフィーで働き始めて9年ほどが経つので、3歳の七五三で初めて出会った子が7歳でも来てくれると、成長に感動しますね。マタニティフォトで来てくださったお客さまが、お子さまが生まれてから毎年来てくださったりも。「星さんは親戚の一員です」と言ってくださる方もいて、やりがいに繋がっています。

ーー家族写真を撮っているフォトスタジオでも、七五三だけで関係が途切れてしまうことはありそうですが。再会が続いていくのは、何か秘訣があるのでしょうか。

星:クッポグラフィーでは、特別なときでもそうでなくても、気軽に利用していただくことを提案しているので、お客さまとの会話の中で次の撮影の機会についても話していますね。例えば、遠方にいらっしゃるおじいちゃんおばあちゃんと会う機会など、記念日ではない日常の写真も、撮影の一日の思い出が蘇って大切な一枚になることがあるので。

住宅街の一角にある静かな環境のスタジオ。撮影の一日を楽しんで、「また明日来るね」と帰るお子さまも。

 

異分野のクリエイティブとお客さまを繋ぐ存在 

末廣:私は、他職種の方と一緒に働けるところに魅力を感じました。例えば、花束などを提案するフローリストも一緒に働いていますが、日々クリエイティブな考え方を教わることができて。季節の花について詳しく教えてくれたり、どんな思いで花束を作っているのかを聞いたときには、それをお客さまに伝えてお花に合うヘアメイクを提案してみたり。私も結婚式場で勤務した経験がありますが、式場の花は花屋さんに持ってきてもらうことが一般的なので、ヘアメイクアーティストとの交流はありませんでした。スタジオにフローリストがいると、その時々のお花の魅力など色々と聞けるので、全体像を想像しながら自分のクリエイティブにも活かすことができるんです。

ーー自分一人で考えるよりも想像が広がりそうですね。

末廣:本当に。撮影が終わった後にはカフェエリアで飲み物を提供していますが、普段バリスタが試飲させてくれて違いを教えてくれているので、お客さまに私からも伝えられるようになりました。

星:ヘアメイクアーティストはお客さまとの会話の中で好みを見つけて、他職種のスタッフたちに伝える役割もありますよね。私はフォトグラファーにバトンを繋ぐような気持ちで支度中のコミュニケーションを大事にしていて。撮影中は傍で一緒に楽しい空気をつくれるように声をかけたり工夫もしています。

末廣:お客さまと距離が近い立場にありますよね。仲介役、コンシェルジュのような役割もあると思っています。

ありのままの魅力を引き出す“創造的なヘアメイク”

ーークッポグラフィーではその人らしさ、ありのままの姿を写真に残すことを大切にしていますが、ヘアメイクはどのような点を意識して行っていますか。

小澤:そうですね。私は結婚式場での勤務が長かったこともあって、とにかく華やかに、式場で映えるようなヘアメイクをこれまで提案してきたので。でも、クッポグラフィーに入社した後は、写真に写ったときにどう見えるのかを意識して施すヘアメイクにシフトチェンジをして、最初は戸惑いましたね。

ーー戸惑いですか。

小澤:まず、結婚式の写真はこれまでヘアメイクアーティストの私は見ることができなかったので、そこから初めての経験でした。もしこれまでも写真を見る機会があったら、この角度から撮るのであれば、もう少しこうしておけばよかったなとか、ヘアセットのお花をつける位置はもっとこうしたほうがよかったなと、自分のヘアメイクを振り返る機会ができたと思います。そして次に活かすことができていたのかもしれないなと。今は、他のヘアメイクアーティストの写真を見ることもできるので勉強になりますね。

ーーなるほど。クッポグラフィーのヘアメイクには特徴はあるのでしょうか?

小澤:お客さま一人一人の良いところを活かして、ナチュラルな仕上がりになることが多いです。自然体のヘアメイクですね。結婚式場でのヘアメイクが華やかさをプラスしていくものだとしたら、クッポグラフィーでは普段されているヘアメイクから離れないことを基本に創り上げていて。お顔などでコンプレックスを持っている方もいるので、そういう方には、コンプレックスもプラスに感じられるようなヘアメイクを提案しています。そういった意味では高い技術力が必要なのかもしれないですね。

ーーどうしたらありのままの魅力を引き出すことができるのでしょうか?自分で自分の魅力に気づいていない方も多いと思いますが。

小澤:そのためには、たくさんのコミュニケーションが必要ですね。支度部屋で、お客さまの好きなもの、苦手なもの、どんな生活をしていてパートナーとはどのような出会いがあったのかまで。色んな部分を聞き出して好みを探っています。

上原:私は、初めましての来店時から、服装や持ち物、話し方なども見ています。

末廣:私もです。靴やバッグ、色々見ています(笑)自然体のヘアメイクが基本ですが、せっかく私に任せてくださっているので、お客さまが普段選ばないような色やヘアメイクの提案もしています。

ーーそうなんですね!

末廣:例えば、普段はおでこを出さない方にも、絶対似合うと思ったらおでこを出すヘアスタイルを提案したり。普段使われているリップの色ではないものを提案してみたり。「私こういう色も似合うんだ」と新しい発見に繋がってとても喜んでくれます。

星:お子さまの場合も、お母さまとお子さまの両方の好みや普段のスタイルを伺いながら、敢えていつもと違うスタイルを提案するようにしていて。例えばヘアセットのときに「いつも前髪を下ろしているけれど、今日は薄くして巻いちゃう?」と提案したり、決める前に髪を触りながら一緒に考えていきます。大人のヘアメイクと同じですね。

ーー自分でも気が付かなかった魅力に気づけるなんてすごく素敵ですね。

小澤:そうですね。あとは、フォトグラファーが写真でさらに魅力を引き出してくれるので、ヘアメイクと写真、両方の相乗効果で引き出せるところもクッポグラフィーならではだと思います。

ーー現在、クッポグラフィーのヘアメイクアーティストは16人いらっしゃいますが、皆さんこうした高い技術を持っているのですか?

小澤:経歴も得意分野も様々なので、全員がクッポグラフィーが目指す写真に沿うようなヘアメイクができるとは残念ながらまだ言えません。今は全員が統一された高い技術力を持つことが課題で。年に数回、評価チェックを行っているので、それまでに各々練習をしてもらって技術力を見ています。

末廣:私も今、着付けの責任者に着付けや帯結びを習っています。これまで七五三のヘアメイクはしたことがなかったので、入社してスキルアップできるのはすごく嬉しくて。

星:私が入社した9年前は、ヘアメイクを専門に担当するスタッフがいなかったので、練習は外部の着付け師さんやヘアメイクアーティストに見てもらっていて。今は社内にたくさん見てくれる人がいるので練習もしやすいです。

ーー社内でスキルアップできるのはすごくいいですね。

オリジナルの着物のプロデュースも手がける星。フォトスタジオの概念を超えた新しいことへの挑戦もスタッフみんなが後押ししてくれる。

 

出産で一度は諦めたヘアメイクの仕事 再び挑戦へ

ーーヘアメイクアーティストは土日の出番が多かったり、急な家庭の事情で休めない現場も多く、結婚や出産で離職する方も多い業界と聞きますが、クッポグラフィーは子育てしながら働くヘアメイクアーティストが多いですね。

小澤:私自身も3人の子どもを育てながら働いていて。子育てをしながら全力で自分のやりたいことに挑戦したいという思いでこれまでやってきましたが、現実は難しかったですね。子どもの急な体調不良や学校行事で休まなくてはいけなくなったり。長く勤めていた会社でも、出産を機にパート勤務に変えたり、退社後もフリーランスで働いてみたり。何とかヘアメイクの仕事を続けられないかを模索していたときにクッポグラフィーの求人を見つけたんです。

ーーそうだったんですね。

小澤:ここだったら、子育てしながらも好きな仕事を全力でやれると思いました。子どもが理由のお休みに対して疑問を持つような人もいませんし、お互いに支えあうような環境がすごく居心地が良くて。その分、仕事で貢献しようと心から思えるようになりました。

マネジャーという立場で、クリエイティブとサービス内容を考案。さらにスタッフの育成も進める小澤。一方で、勤務の半分はスタジオでヘアメイクも。現場と他セクションの架け橋になることを目指している。

 

上原:私も結婚式場で働いていましたが、日曜日は出勤できなかったり、結婚式当日に子どもに何かあった場合に代わりがいないことを理由に新婦の担当ができなかったり。あと、沖縄は日没が遅いので、結婚式も遅くまで行われることも多く、最後まで残れないといった制約もありました。

ーーそうだったんですね。沖縄スタジオは育児との両立はしやすいですか?

上原:フォトグラファーも含めて、子育て中の女性がほとんどなので、支えあいながら働くことができていて。子どもにも無理させずにいられます。出産を機に、美容室でアシスタントをしていたのですが、もう一度大好きなヘアメイクの仕事に就けましたし、ウェディングの撮影や着付けもできるのでこれまでのスキルも活かせて嬉しいです。

フォトグラファーやヘアメイクアーティスト全員が子育て中の沖縄スタジオ。やむを得ない急なお休みのときには、他のスタッフが対応するなど助け合いながら勤務している。

 

八木:私も子どもが大好きで、いつかは子どもが欲しいと思っているので、ヘアメイクの仕事を続けながら子育てをしている先輩を間近で見られて安心します。

小澤:これから出産する人にも、私のような思いはしてほしくないんですよね。

ーーこれまで大変でしたか。

小澤:夫とどちらが休むかで揉めることも結構ありました(笑) 親にも頼りながら、仕事を頑張っている姿を子どもにも見せたいっていう思いもあって何とか続けていましたが。同僚に対する申し訳なさと後ろめたさのようなものをいつも抱えていたような気がします。

でも、家事や育児もしながら仕事をするなんて、相当なパワーと熱意がある人じゃないとできないと思うんですよね。みんなで応援して支えあえる態勢をつくって、存分に能力を発揮してほしいと思っていて。そのためにも、チーム全体の技術力の向上とスタッフを増やしていくことが急務ですね。

非日常の時間が 一人一人の日常に彩りを加える

ーー福岡スタジオはオープンしてからもうすぐ1年半が経ちますね。オープニングスタッフとして入社した八木さんはいかがですか?

八木:やっぱりスタッフみんなが同時期に入ってゼロからのスタートだったこともあり、チーム一丸で頑張っている感覚があります。フォトグラファーにも他の職種のスタッフにも、フラットな関係で何でも言い合えますし。私自身クッポグラフィーに入社して1年になりますが、仕事に対する意識や姿勢も変化しているように感じています。

ーー変化ですか…。

八木:私はクッポグラフィーでパートタイマーとして働きながら、フリーランスで結婚式場でも働くスタイルを選んでいて。クッポグラフィーに入ってお客さまと接する中で、これまで結婚式場の仕事では、分刻みで追われる現場というのもあって、一人一人のお客さまに向き合えていなかったのかもしれないと気づいて。クッポグラフィーでは、ヘアメイクだけではなくて、撮影のアテンドにも入るので、お客さまとのコミュニケーション量が増えて深く知ることができるようになったんですよね。例えばカップルのお客さまの場合は、それぞれの人生からの出会い、そしてその後のふたりの物語を会話を通して知っていくうちに、フリーで続けている結婚式場のお客さまの人生に対しても興味を持って接することができるようになって。そのおかげで、仕事も以前より一層楽しくなって、もっと上手になりたいと練習に励むようになりました。

ーー今までの仕事にとってもプラスになったんですね。

八木:そうなんです。双方でお客さまに寄り添えるような仕事ができている実感があります。そういえば先日、嬉しい出来事がありました。

ーーどんな出来事ですか?

八木:コロナ禍もあり結婚式を挙げられず、ウェディングドレスを着る機会を探されていたお客さまで。ドレスを着てご夫婦お二人の撮影と、お子さまと一緒の家族写真の両方を撮りに来てくださったんです。

まだお子さまも小さかったので、お母さまは少しお疲れなのかなといった第一印象でした。お話を伺う中で、子育ては大変だけどウェディングドレスを着たい思いや、今日の日を楽しみにされている感じも伝わってきて。私自身もコロナで結婚式を3年越しに挙げたのでとても共感できて。自分の話もしてみたら、ぐっと距離が縮まったんですよね。

本当はすごくメイクをするのが好き。でも育児が大変で化粧水もちゃんと塗れていないといったお話をしながら。メイクが出来上がっていくうちに、どんどん表情も明るくなっていっていったのをよく覚えています。

ーーあぁ、光景が目に浮かびます。

八木:久しぶりにちゃんとメイクをしたことをとても喜んでくれました。そんなお客さまを見て、私もすごく嬉しくなってしまって。スタジオではご家族3人の写真の他に、ご夫婦での写真も撮りました。私がお子さまと遊んでいる間に、お二人での撮影が行われていて私も見ていたのですが、最初にお会いしたときの母の顔とはまた違った素敵な雰囲気に感動してしまって。お二人で支えあって人生を歩んでいるんだなと。思わず、「ストーリーブックに残しませんか」と提案をしてしまいました。素敵な時間を1冊の中に残して、これからの日常でも見返すことで今日のこの時を思い出してほしいなと思ったんです。非日常のスタジオで創り上げた時間が、日常にも彩りを添えてくれる。写真とヘアメイクの力を感じた出来事でした。

沖縄スタジオでは、ロケーションフォトができることもあり、旅行者の予約も多い。心に残る時間を写真に残して、日常で何度も見返すお客さまも。

 

職種を越えてみんなで創り上げていく 心の支えになる写真

末廣:改めて考えると、クッポグラフィーでは、ヘアメイクアーティストだから、フォトグラファーだからこうするべきとかではなく、みんなで一致団結して写真を撮っているんだなって感じていて。だからこそ、私もヘアメイクだけではなくて自分にできることがないか、いろんなことに目を向けるようにしていますね。

写真やヘアメイクの魅力をクッポグラフィーのSNSでも発信している末廣。自身の仕事やお客さまへの思いも日々綴っている。

 

八木:向上心や探究心を持っている人が多いですよね。

末廣:とにかくフォトグラファーのエネルギーがすごいので(笑)向上心もあって、フォトグラファーからもフィードバックをたくさんもらいます。すごくメラメラと熱い人たちが多いですよね。

星:そうそう。その勢いに負けていられないなって思います。

上原:何だか今日の私たちもメラメラしていますね(笑)みんなお客さまとの時間が大好きで、社内でその時々の感動したエピソードなども共有しあっていて。

自分の意見を持っているけれど、ちゃんと人の意見も受け入れて聞くことができる人がたくさんいるので、新しくやってみたいことにも挑戦できる環境かと。

末廣:そうそう、お客さまの年齢層は子どもからお年寄りまで幅広いですし、駒沢公園スタジオでは、広告の撮影もあるので仕事内容は多岐に渡って刺激的です。

ーーこれから一緒に働く人が増えていくことも楽しみですね。

小澤:そうですね。クッポグラフィーでは、お客さま一人一人に心の支えになる写真ができることを目指しているので、職種の壁を越えてみんなでお客さまの思いに触れて、その時間や写真を心に残るものにしたいと思っています。

ヘアメイクアーティストとしてのプロフェッショナルを発揮しながら、チームで写真を創り上げていく。とても楽しくやりがいのある仕事に就けて幸せです。

取材・文:石垣藍子

撮影:クッポグラフィー

関連リンク:

クッポグラフィー ヘアメイクアーティスト募集ページ
https://www.kuppography.co.jp/recst

クッポグラフィー ヘアメイクページ
https://www.kuppography.com/hairmakeup

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旅するように写真を撮り続けて 沖縄の地で フォトグラファー・店長・母親として生きていく